八ヶ岳 赤岳 県界尾根

久しぶりの冬山山頂!
日時:2011年12月28日~30日
メンバー:Lかいちょう、タケちゃん、カッコさん、ミカコさん
<記録>
12月28日 晴れ
 県界尾根登山口10:00→大門沢林道との分岐10:48→小天狗12:19→
 展望広場12:30→大天狗(幕営)14:40
12月29日 曇り
 起床3:30・大天狗(BC)6:00→鎖場&梯子の上8:05→10:23赤岳・山頂10:44→
 鎖場&梯子の上(2700M)11:44→大天狗BC12:22
12月30日 晴れ
 大天狗8:02→小天狗9:05→野辺山方面との分岐9:24→大門沢林道10:27→
県界尾根登山口10:53
<メモ>
28日 快晴
久しぶりに重い?ザックを担ぎ、清里の駐車場を後にする。
大門沢沿いの林道を1ピッチ歩き、右手に登山口の標識がある所から、急登が始まる。小天狗に上がる登山道は針葉樹の急斜面の登りで、所々、木の間から、目指す赤岳が見える。
急斜面から小尾根に出ると傾斜も落ち、歩き易くなる。暫く歩くと、 野辺山方面からのルートと合流する 小天狗に到着する。少し先にある展望広場からは、赤岳、横岳、権現岳が一望できる。赤岳山頂からの真教寺尾根と県界尾根が 八の字のように裾野にすっきりと落ちていて見応えがあり、暫し、撮影タイムとなる。

林道からの登山道.jpg

 

『大門沢林道から登山道に入る』
小天狗の先展望台.jpg

 

『小天狗の展望台』
大天狗の登り.jpg

 

『大天狗の登り』
大天狗到着.jpg

  

『大天狗に到着』

県界尾根上の積雪も登るに従い、少しずつ多くなるも、軽いラッセルで高度を稼ぐ。大天狗が近づくに連れ、久しぶりの重荷にペースが落ち、すぐ先の大天狗が遠くに感じる。ベース予定地の大天狗には15時前にどうにか到着し、すぐ下の樹林帯の中の広場にテントを張る。
カッコさん持参の美味しい紹興酒を頂き小宴会。スープギョーザとともに楽しいひと時をすごす。
明日のアタックに備え、早めにシュラフにもぐりこむ。
29日 曇り→晴れ 起床3時30分。
夜半からのテントを揺らす風に不安になるが、朝食のうどんを食べ、6時にヘッドランプの灯りで出発。 風はどうにかおさまり、一安心する。
樹林帯の中、ラッセルを替わりながら高度を稼ぐ。樹林帯を抜けた所で、岩峰の基部に着く。右手上に鉄梯子が見えるので、ここが核心部の様だ。雪壁を10Mほどトラバースし、様子を伺う。ひざ上までのラッセルで雪を崩しながら登っていると、鎖が出て来て、引っ張りあげると、鎖は梯子まで続いていて、ロープを出す事無く、核心部を突破する事ができた。
すぐ上の7合目を示す標識がある岩小屋状の岩壁の基部で一本立てる。 この上は長いルンゼとなっているが、鎖は雪の中に埋まっていて、支点の鉄の杭が出ているだけだ。傾斜がきついので、腰までのラッセルとなり悪戦苦闘の末、ルンゼの終了点に這い上がる。尾根に出ると傾斜も落ち、ラッセルから開放されピッチが上がる。

ヘッドランプの灯りで出発.jpg

 

『出発!』
核心部の終了点.jpg

 

『核心部を抜けた所』
ルンゼの中のラッセル.jpg

 

『ルンゼの中のラッセル』

右手の縦走路にある赤岳展望荘が下に見え、山頂が近い事が判る。
赤岳展望荘への分岐を過ぎ、暫く登った所より右手に大きく回りこみ、縦走路と平行に山頂に伸びる小尾根を登る。終了点は赤岳山頂小屋の脇に出て、すぐ先にある赤岳の山頂を踏む。
自分たちのラッセルで到達した山頂は格別で、久しぶりの冬山山頂に感激も沸いてくる。
出発時はガスで視界が悪かったが、山頂から周囲の山々は見渡せる。赤岳鉱泉から来たと思われるアンザイレンしたガイドさんのパーティーが2組いた。 山頂より一段下がった所で風をよけ、休憩してから、下山する。

展望荘が右手に見えて来た。.jpg

 

『赤岳展望荘が右手に見えて来た。山頂までもう少しだ!』
縦走路側にトラバースした所.jpg

 

『縦走路側にトラバースした所』
赤岳山頂着!.jpg

 

『赤岳山頂着!久しぶりの冬山山頂です』
山頂よりの展望・横岳、硫黄岳.jpg

 

『山頂からの展望!横岳、硫黄岳方面』
核心部の下降.jpg

 

『核心部を下降中』

山頂直下は、雪面がクラストしているためアイゼンの引っ掛けに注意して慎重に下る。核心部は鎖を使って降り、ロープを出す事無くテントに戻ることが出来た。
30日 <下山日>  快晴

足取りも軽く下山!.jpg

  

『足取りも軽く下山!』

凍りついたテントを苦労して撤収する。 冬型の天候で快晴ではあるが、昨日より風は強そうで稜線には雪煙が舞っている。朝陽に輝く赤岳を見ながらの下山となり、足取りも軽く、3時間弱で清里に着いた。
(記:かいちょう)

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