雨の毛勝山
日時:2011年5月21日(土)~22日(日)
メンバー:Lかいちょう、タケちゃん、ミカコさん
<記録>
5月21日 天気晴れ
湘南8:00⇒関越道⇒信越道⇒北陸道・魚津IC⇒16:00片貝山荘
5月22日 曇り⇒雨⇒曇り
片貝山荘4:25→4:45宗次郎谷→5:15林道終点5:38→6:15大明神沢出合6:25
→7:10二股7:30→9:16上の二股9:22→10:35稜線10:50→11:02毛勝山山頂11:07
→11:30毛勝谷下降点→12:10上の二股12:20→13:30林道終点13:52
→14:30片貝山荘上ゲート
<メモ>
前日に片貝山荘まで入り、電灯付きの快適な山荘で一夜を過ごし、万全な体制を整える。
予報では雨であるが、3時に起床する。
昨夜は貸し切り状態かと思われた山荘は、夜遅く到着したパーティーがいて、慌ただしく、出発の準備をしていた。(このパーティーは山行中止した様です。)
当初計画の毛勝三山縦走はあきらめ、毛勝山のピストンを目指し、出発する。
阿部木谷沿の林道は、宗次郎谷の上で右岸より左岸に移り、ゲートから徒歩1時間程で林道終点となる。堰堤工事の為、重機が出入りしているので、道路は整備されていて助かる。これより上は、雪渓歩きとなる。心配していた雨も降り始めてきたので雨具を着ける。
大明神沢を右に見送り、毛勝谷に入る頃には、本降りとなり、視界も悪くなる。雪渓上はホワイトアウト状態で、視界数メートルだ。二股でのルート見極めが心配になる。中止も考えながら登って行くと、幸運にも二股手前でガスが一瞬晴れ、目指す左股ルートを確認する事が出来た。
奥の二股は右股にルートをとる。傾斜が増した雪渓をひたすら登ると、やがて傾斜が落ち、稜線に飛び出る。此処より山頂へは、もうひと頑張である。
小ピークを越え、鞍部から5分ほど登ると、雪の無い毛勝山山頂に到着した。我々を歓迎してくれたのか、ガスも束の間、少し上がり、猫又山方面の稜線と毛勝山西北尾根上部が少し見えてきた。
残念ながら剣岳の雄姿を眺める事は出来ない。山頂は風雨で居心地悪く、長居は無用なので写真を撮り、すぐ下山に入る。
稜線から30分位は雪渓が急であり、慎重に下る。日本海側は、ガスが上がり、手前の僧ヶ岳、日本海、能登半島の景色が素晴らしい。
奥の二股で休憩中、日本海の遠望を楽しんでいたら、背後で異変を感じた。振り向いた時、雪の塊がマシンガンの様に落ちてくるが目に入り、とっさに避けたが、バレーボール大の雪の塊が逃げる私の足に当たった。
状況から判断し、毛勝谷の枝沢上部で雪のブロックが崩壊し、いくつも雪の塊になって落ちてきた。途中で雪崩も誘発したようで、浅いデブリがすぐ上まで来ていた。とにかく、何事もなく全員無事で安心したが、危険に対し、背を向けてはいけない事をあらためて思い知る。
気を引き締め、雪渓を一気に下り、40分程の林道歩きで、無事、片貝山荘上のゲートに到着。
参加者の感想
<ミカコさん>
大変疲れましたが多くの経験をしました。
雪渓上でのホワイトアウトの恐怖感、眼前をゆっくりと流れる雪崩。 下降中の急斜面の雪渓上から眺めた雄大な僧ケ岳と日本海。有終の美は魚津港より望んだ長大な毛勝谷。
旬のホタルイカと白えびに舌鼓。
<タケちゃん>
山頂からガスの切れ間に一瞬僅かに見えた、猫又山へ続く大きな稜線、足下に長い西北尾根、少し遠くに見えたギザギザの山かげ、以外に平凡だった山頂。里の新緑。見えた景色が少なかっただけに、一層鮮明に今記憶に残っています。あいにくの天気でしたが山を堪能出来ました。
記:かいちょう
